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マリファナのサティバ種、インディカ種、ハイブリッド種の違い

CBD ニュース / THC 製品 / April 26, 2021

それほど使用経験がない人でも、大抵はサティバ種、インディカ種、あるいは両者のハイブリッド種など、自分の好みのタイプを伝えることができるでしょう。

この記事では、マリファナのサティバ種、インディカ種、そしてハイブリッド種の違いを掘り下げていきます。その過程で、俗説を訂正し、長年の愛好家でも驚くような事実を明らかにしていきたいと思います。

読み進めながら、サティバ種、インディカ種、ハイブリッド種のマリファナの違いについて包括的に学んでみましょう。

 

マリファナの表現型

本題に入る前に、表現型の話題に触れておきたいと思います。

表現型とは何でしょうか? それは植物や動物の品種において観察される形質、特徴、品質と定義できます。これらの形質は、植物や動物が双方の親から受けた遺伝の結果です。

表現型の例としては、髪の色、目の色、身長、肌の色などの身体的特徴があります。体内に目を向けると、遺伝子の組み合わせにより、化学的・生理学的な表現型が生まれ、望ましいものと望ましくないもの、好ましいものと好ましくないものに分かれます。

何千年にもわたって生存競争を勝ち抜いてきたマリファナの表現型は、サティバ種とインディカ種です。しかし、市場にはこの2つの品種の典型的な特徴を持つハイブリッド表現型が数多く存在します。

マリファナ栽培の世界では、表現型は安定しているものと不安定なものとに分けられます。安定性とは、種子から育てた場合の形質の再現性の高さを意味します。クローンであれば、ソース株(雌株)の完全なコピーになります。種子から育てた場合は、その株に多数の潜在的な遺伝的変異が反映されます。つまり、ひとつの種子が、それを生産した株の望ましい形質をすべて備えた株を確実に生産できれば、それは安定した表現型であるとみなされます。それができない場合は、不安定な表現型であるとみなされます。

 

マリファナのケモタイプ

マリファナのケモタイプとは、その化学成分を指します。フラボノイド、テルペン、そしてもちろんTHCレベルは、すべてマリファナのケモタイププロフィールに登場します。

表現型がマリファナのマクロレベルの観察可能な特徴だとすると、ケモタイプはミクロレベルの特徴です。

別の言い方をすれば、同じ雌株から採取した2つのクローンは、共通するまったく同じ表現型を持っています。しかし、環境、肥料、固形培地、水やりのスケジュールを変えると、同じ表現型から2つの異なるケモタイプが生まれることになります。

前置きが長くなりましたが、ここからは本題のサティバ種、インディカ種、ハイブリッド種のマリファナの違いについて説明していきましょう。

 

サティバ種のマリファナ

サティバ種のマリファナはアサ科の一種で、縦にひょろ長い品種です。

サティバ種は、赤道周辺の温暖で湿度の高い地域が原産で、長い暑い夏と穏やかな冬という安定した気候を好みます。

こうした生育条件を好むことから、サティバ種のマリファナの開花期は長くゆったりとしたものになりがちです。根や茎の成長に関しては急速です。

成長期間が短いため、より縦長で、痩せた株が育ちます。葉はあまり密集しておらず、葉指は多く長く、鮮やかな緑の色合いをしています。この種の株は、理想的な環境下では3メートル以上の高さになることもあります。

また、サティバ種のマリファナは一貫して、松ヤニのようなシャープな香りが感じられるユニークなプロフィールを持っています。

サティバ種は開花期間が長く、インディカ種に比べて収穫量は少なめです。

この株は成長に大きなスペースと暑い気候を必要とするため、一般的には家庭での栽培には適していません。

サティバ種のマリファナの花から安定して得られる効能は以下の通りです。

  • 精神的な高揚感
  • 社交性
  • 不安感の軽減
  • 創造性
  • 集中力
  • 爽快感

これらの効能は、動きやエネルギーに関連しているため、一般的には日中に使用されます。

人気のあるサティバ種の品種には、シルバーヘイズ、サワー・ディーゼル、グリーン・クラック、ストロベリー・コフ、マウイ・ワウイなどがあります。

 

インディカ種のマリファナ

インディカ種のマリファナは、アサ科の中でも、ずんぐりしたタイプの株です。

この種のマリファナは山岳地帯が有名な産地です。マイルドな気候下で成長するため、サティバ種に比べてサイズは控えめで、収穫量はかなり多くなります。

過酷な環境への適応力が高く、背丈の面からも家庭栽培に適した品種です。

外見としては、インディカ種の株は背丈が低く、ずんぐりしています。また、葉の幅が広く、より多くの葉が茂ります。葉指の間隔は狭く、全体的に黒っぽい色をしています。

サティバ種のマリファナとは対照的に、インディカ種は成長期が長く、一方で開花期が短いのが特徴です。そのため、根や茎がしっかりしている株であれば、かなりの収穫量を得ることができます。

インディカ種のマリファナからは、安定して以下のような効能が得られます。

  • 食欲増進
  • リラックス効果
  • 痛みの緩和
  • 身体的な高揚感
  • ストレス解消

インディカ種のマリファナは、身体にもたらす効果が大きいため、一般的には夜間に使用されます。

インディカ種の人気品種には、パープル・クッシュ、ジャック・ヘラー、ブルー・ドリーム、ダーバン・ポイズン、グランダディ・パープルなどがあります。

 

ハイブリッド種のマリファナ

サティバ種とインディカ種のどちらかが好まれやすい傾向はありますが、ハイブリッド種は双方の表現型とケモタイプの特徴を兼ね備えたユニークな選択肢です。

この選択肢では、活力の促進と不安感の軽減が食欲を増進させながらも、夜眠れなくなることはない、といった体験ができます。

ハイブリッド種のマリファナには多数の種類があり、常に新しい交配種が開発されています。

これにより、薬用マリファナと娯楽用マリファナの両ユーザーにとって有益な品種が確保されています。

最も人気のあるハイブリッド種のマリファナには、ホワイト・ウィドウ、AK 47、ゴリラ・グルーなどがあります。

 

すべてを手に入れよう

異なった品種のマリファナを健康維持のために取り入れると、多くのメリットがあります。

ただし、自分の生理機能や感覚に合ったマリファナの表現型やケモタイプを見つけるには、時間がかかることを覚悟しておきましょう。

マリファナを購入する際には、遠慮せずに質問をしてみてください。THCやCBDの含有量、栽培地、公平な検査機関での検査結果など、詳細を確認することは、自分に合ったタイプを見定めるのに大いに役立つはずです。

マリファナの品種の基本的な違いを深く理解してもらえたところで、この貴重な知識を生活の質の向上に役立てていただければ幸いです。

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