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THC とは – デルタ9テトラヒドロカンナビノールとは、THC を使う理由とその使い方

THC 製品 / December 25, 2020

THC は大麻の主な精神活性成分であり、極端な落ち着きから重度の不安まで、さまざまな効果をもたらします。しかし、THC はその形態にかかわらず、最も広く使用され、同時に最も広く批判されている規制物質の1 つでもあります。大麻を何年も使っている方でも、好奇心によって偶然このページに訪れた方でも、THC とは何かという疑問をお持ちなのではないでしょうか?

大麻に含まれる化学物質は、病気の治療や意識の拡張に何千年も使用されてきました。これらの化学物質やそれらを取り巻く文化は、古い書物で記録に残され、大衆文化で受け入れられ、今までになく人気を集めています。

この記事では、THC について、世界中のさまざまな文化で人気の理由、娯楽や病気の治療目的にどのように使用されているかを解説します。

THC とは

大麻には花が咲いています。密度が高く、毛が生えていて、独特の香りがあり、樹脂を含む花です。

大麻の花は、毛状突起と呼ばれる細かい腺で覆われています。大麻の精神活性成分のほとんどがこの毛状突起の中にあります。その中でも代表的な、そして最も批判の対象となっているのが、THC です。毛状突起と THC はあらゆる場所にありますが、そのほとんどは花の内外に密集しています。この部分は通称「バッズ」と呼ばれています。

THC は、大麻の主な精神活性成分であるデルタ9テトラヒドロカンナビノールの略です。より一般的にはマリファナ、ウィード、草、スカンク、ガンジャなど、時の経過と共に数え切れないほどの名前が生まれては消えていっています。

THC は、体内で自然に生成されるカンナビノイドと変わりありません。これらの化合物は脳内の受容体と相互作用し、思考、記憶、快感、コーディネーション、時間認識を司る領域に影響を与えます。400 年以上にわたり多くの人々がこの物質に魅了されてきたのはこのためです。

THC は人の記憶、快感、動き、思考、集中力、感覚、時間認識に楽しい効果をもたらします。しかし、使用者によっては、その快感が原因で中毒になる場合もあります。

THC は、大麻やその関連植物に含まれる100 種類以上のカンナビノイドのうちの 1 つです。この物質は 1968 年に初めて分離・合成されました。しかし、発見自体は1940 年に遡ります。

現在 THC を含む製品や花の購入は、西洋の多くの国で違法です。最近やっと米国で大麻がスケジュールI と言う、メタンフェタミン、コカイン、ヘロインのような有害物質と同じ分類から外されました。

世界保健機関は、医療的な有効性や中毒性が低い可能性を指摘し、スケジュール IV の指定を推進しました。しかし、大麻の合法性にはいくつもの条約が絡み合っており、広範囲の法による管理が難しいのが現状です。

大麻に関する条約には次のようなものがあります。

現在目的を問わず大麻が合法化されている国は、カナダ、ジョージア、南アフリカ、ウルグアイのみです。他のいくつかの国では、個人使用を目的とした少量の所持が解禁されていますが、国全体では現在も違法であることに変わりありません。

米国においては、連邦政府は違法としているものの、この記事の執筆時点では、次のような州や地域で大麻が合法化されています。

  • アラスカ
  • カリフォルニア
  • コロラド
  • イリノイ
  • メイン
  • マサチューセッツ
  • ミシガン
  • ネバダ
  • オレゴン
  • バーモント
  • ワシントン
  • コロンビア特別区
  • 北マリアナ諸島
  • グアム

さらに 16 の州と地域で、特定量の所持は罰金のみで犯罪にならないという範囲で大麻が犯罪枠から外されています。

THC を使う理由

THC は人間の好奇心の対象となって以来、多くの用途に使用されてきました。セラピー、宗教、その他多数の影響力のある要因により、大麻と THC は娯楽的実験の最前線に位置付けされてきました。

米国は麻薬取締局および NIDA を通じて、医療用マリファナの研究に対する資金提供やサプライを非常に厳しく管理しています。しかし、医学界では THC とその特性を様々な病気の治療に応用し続けています。大麻の用途には、次のようなものが挙げられます。

疼痛管理 – 米国神経学会によると、THC は慢性疼痛において有意な緩和を実現できます。しかし、これらの結果を確認したその研究では、一時的ながらもめまいなどの副作用の存在も確認されています。大麻はがんやクローン病、緑内障など、多くの痛みを伴う病気の治療に使用されてきました。

筋痙直 – 筋肉が反射的に緊張し伸ばせなくなるのが筋痙直です。特にこの症状を引き起こす可能性がある脊髄損傷や多発性硬化症の治療に、THC の使用が有効であることがわかっています。このエビデンスは、動物実験と人体実験の両方で再現されています。これは特に、特定の処方薬の副作用に耐えられない患者にとって吉報です。

不安症 – THC が不安症やストレス障害の治療に有効かどうかという議論において、PTSD に注目が集まっています。PTSD の症状に関連した脳内のプロセスがよく理解されていないため、残念ながらこの分野の医学研究は範囲が狭く、まだ初期的なものです。しかし、THC がPTSD の症状を緩和したという事例は多数あり、ピアレビューによる確認のための研究が続けられています。

摂食障害 – THC は大麻使用者に食欲をもたらすことで知られています。一般的にマンチと呼ばれるこの激しい空腹感は、THC が脳の嗅覚と味覚の受容体に影響を及ぼすことで発生します。その結果、多くの人々が空腹感を覚え、食欲のない人でも食べられるようになります。これは特に、食欲不振のような摂食障害のある人や、がん治療のために化学療法を受けている人に有効です。

神経変性疾患 – 人の体は年齢とともに衰えていきます。これは誰もが知っていることです。年配者が快活に歩けず、昔のように速く移動できなくなるのはこのためです。これは脳にも言えることで、多くの場合年齢と共に症状は悪化します。

CBD とTHC はどちらも、脳や中枢神経系に影響を与える多くの疾患の治療に有望な候補であることが実証されています。

THC の使い方

THC は何千年にもわたり親しまれてきました。多くの文化で病気の治療や陶酔、精進を目的に使用されてきました。

初期の THC の使用方法は基本的なものでしたが、次第に単純なものから大掛かりなものまでさまざまな方法が生まれてきました。まずはTHC の基本的な使用方法から始め、恐らく考えてもみなかったような方法もいくつかご紹介したいと思います。

吸入 – 乾燥させた大麻の花または濃縮された THC に火をつけてその煙を吸い込むのが、THC を体内に取り込む最も一般的で基本的な方法の1 つです。

古代の絵には、パイプやキセルで大麻を吸っている様子が描かれているものがあります。大衆文化では水パイプ、ブラント、ジョイントなど、他にもさまざまな方法もあります。最も新しい方法としては、ダブリグというものがあります。この新たに登場した器具は、容器、発熱体、熱源を組み合わせたものです。中には何千ドルもする高価なものもあります。

ベイピングもTHC のモダンな吸入方法の1 つです。この方法では、大麻や濃縮されたTHC に直接火をつけるのではなく、蒸気が発生するまで熱してそれを吸います。この吸入方法は、肺の敏感な組織に有害な他の物質を吸い込まずにすむため、非常に大きな人気を集めています。

ただし、近年質の低いベイピング器具やTHC 濃縮カートリッジがメディアで取り上げられています。適切に製造されていない器具や濃縮カートリッジを使用すると、使用者の健康に深刻な影響を及ぼし、死に至る場合もあることが報告されています。このような有害作用に最も関連性があるとされている添加物が、プロピレングリコールです。この物質が蒸気に含まれていると、ホルムアルデヒドに分解し、肺の炎症を引き起こす可能性があります。

ここまでの説明でおわかりいただけたと思いますが、どの方法を選ぶかは予算や健康上の懸念など、さまざまな要因に大きく影響されます。大麻にはさまざまな使用法があり、自分のライフスタイルに合った形で吸うことができます。

吸引で大麻を使用すると、精神活性効果のある THC に加え、他の100 種類以上の成分が肺を通じて血流に摂り込まれます。吸い込まれた煙や蒸気が、臓器の粘膜や血管を通って血流に入り込むのです。これらの成分がその後体全体、そして脳を巡り、その効果を発揮します。

この方法では消化通過代謝を避け、大量のTHC を摂り入れることができます。口から食べた場合、消化によって多くの THC が失われてしまいます。次に、吸入の次に一般的な大麻の摂取方法である、食べ物や飲み物による摂取について解説したいと思います。

経口摂取 、つまりTHC を食べ物や飲み物で摂取するのも一般的な方法です。これは特に、料理が得意な人や、肺の繊細な組織を傷つける可能性のある他の使用法を避けたい人がよく用いる方法です。また、新しいものを試すという斬新な行為でもあり、大麻を含む食べ物や飲み物は数え切れないほど種類が豊富です。

しかし、この方法では、THC が消化通過代謝されてしまいます。消化通過代謝とは、食べ物が胃や腸を通過する際に、その効果の一部が失われてしまう現象です。

成分がこのように体を通過する場合、効果が現れるまでに時間がかかり、最長 6 時間かかることもあります。そのため、突然体の状態に変化が起きて仕事や生活に支障が出ないよう、予め計画を立てておくことが重要です。また、他の使用法と同様に、THC が処方薬や持病と有害な相互作用を引き起こす可能性があります。そのため、他の行為や物質との組み合わせで起こり得る作用について、医師に相談することが重要です。

舌下投与・口腔投与 – この方法は THC を「食べる」のと同じように思えますが、一般的にそれとは別の使用法とされています。

舌下・口腔投与では、口内の軟部組織のみでTHC を吸収します。この方法では、 THC チンキやオイルを舌の下、または頬と歯茎の間に入れることで、口の中の多くの血管を通じて血流に吸収します。この場合、 THC を口から摂取しつつも初回通過代謝を避けられるため、成分をより多く吸収することができます。

局所投与 – THC はクリーム、塗り薬、軟膏、オイルでも入手できます。これらは関節痛や筋肉痛などがある特定の部分に直接塗ることができます。皮膚から吸収することで、特定のエリアに効果を集中させることができます。この場合、 THC は対象のエリアの細胞や神経に直接影響を与えます。通常この方法では血流には取り込まれず、より総合的なウェルネスルーティンを補う目的で用いられます。

膣・肛門からの投与 – はい、その通りです。THC のクリームやローション、坐薬がこの方法で使用されているのには、多くの理由があります。この方法は舌下摂取と似ていますが、膣と肛門はどちらにも多くの血管があり、接触した成分を直ちに吸収します。これにより、前述の方法と同じ性質を持ちつつも迅速な吸収が可能な方法となります。年齢、性別、健康状態によって、薬の効果には個人差が生じる可能性があります。

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