ブラックベリー・クッシュはインディカが優勢で、つぼみは細い赤い毛とたくさんのトリコームで覆われています。緑色のつぼみには、紫、黄色、黒の色合いが見られます。インディカの特性が非常によく表れており、強いカウチロック様のボディハイが得られます。それにもかかわらず、強い陶酔感をもたらし、ユーザーを上機嫌にします。また、空腹感が強く感じられるという報告も多数あります。
インディカの特性があるため、不眠症や痛みに悩むユーザーに使用されることが多いようです。このインディカ作用は夜間の使用にも適しています。また、ストレス、神経質、不安への対処にも使用されています。
ブラックベリー・クッシュの正確な遺伝性は不明ですが、ほとんどの大麻販売所は80％前後インディカと推定しています。純粋なインディカであるアフガニとブラックベリー系統の1つを交配した品種だと主張する人もいれば、アフガニをDJ Shortブルーベリーと交配した品種だと言う人もいました。さらに、アフガニはブラックベリー系統の一種で、それを雄株としてババ・クッシュと交配したという説もあります。ババ・クッシュがDJ Shortブルーベリーと交配されてブラックベリー・クッシュが生まれたという説まであります。
この品種は屋内での栽培に適しており、栽培が比較的容易であることと、非常に収穫量が多いことから、初心者に最適です。全くの初心者でも、1㎡あたり最高450gの収穫が期待できます。
ブラックベリー・クッシュを屋外で栽培して、1株あたり最高約900gの収穫を上げて大成功を収めている経験豊富な生産者もいます。この品種はもともとカビやベト病に耐性がありますが、灰色かび病の問題があることが知られています。また、ハダニからも保護する必要があります。成熟には65日から75日かかりますが、屋外で栽培する場合はもう少し早くなります。
