パープル・アークルは非常に有名なインディカ品種ですが、その正確な起源は不明です。この品種は少なくとも1980年代から存在しており、カリフォルニア州北部（ハンボルト郡）のエメラルド・トライアングル地域で栽培されたのが始まりです。パープル・アープルやジ・アークルという異名でも呼ばれます。
エメラルド・トライアングル地域のベテラン大麻栽培者のほとんどは、自分たちの品種の交配や遺伝子については秘密を貫き通しています。しかし、ほとんどの栽培者は、パープル・アークルはメンドシーノ・パープスかグランダディ・パープルの子孫であると推測しています。
パープル・アークルの作用、味、香りは、適切に栽培された場合、ほとんどのパープル系品種の大麻と似通っています。トロピカルフルーツやブドウの香りを含んだ、甘いスカンク様の香りがします。ほとんどのインディカ品種と同様、だらんとリラックスさせる作用があるため、不眠症や不安症の治療に適しています。また、痛みの緩和や食欲増進にもよく使われます。
パープル・アークルには強い鎮静効果があるため、夕方から夜にかけての使用が最適です。非常に作用が強力だとされ、2、3回煙を吸い込むだけで十分な効果が得られます。THC濃度が20%以上あるため、初心者のユーザーは低用量から始めるのが良いでしょう。
パープル・アークルは、特に屋外で栽培する場合、成長に長い時間がかかります。屋外で栽培した場合、開花までに5ヶ月ほどかかることもあります。しかし、室内であれば最短で8週間で開花します。インディカ品種によく見られるように、株はかなり背が低く、ずんぐりとしており、収穫量は平均よりやや少なくなっています。屋内での栽培では1株あたり30〜55g、屋外での栽培では220g程度の収穫が見込めます。
